毎日のように開催される夫婦喧嘩。ほんとうちは仲が悪いなぁと感じるでしょう。
このように、喧嘩の多さで夫婦の仲の良さを決めてしまいがちですがそれは間違いです。毎日喧嘩をしていても「質」がよければ良い喧嘩とも言えます。
しかし、「質」の悪い喧嘩だった場合は夫婦関係がどんどん悪化していきますし、たとえ「質」が良くてもマイナスな面も多いのが事実です。
ゼロにする必要はありませんが、下記を参考にして少しでも回数を減らし、バランスを取るように心がけましょう。
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夫婦喧嘩を毎日するのはダメな事ではない?良いタイプの喧嘩
毎日のように夫婦喧嘩をしていると、「本当にうちは仲が悪いなぁ。こんな生活でこれからも一緒に暮らしていけるのだろうか」と不安に感じる方もいるでしょう。
しかし、安心して下さい。
夫婦喧嘩にも質の良し悪しがあり、質の良い内容であれば毎日喧嘩をしても問題はないのです。
まずは、自分たちの喧嘩の質を見極めましょう。
下記では「良い」タイプの喧嘩を紹介しています。
- ゴールが明確である
お互いに想像しているゴールが明確であり、そのゴールの食い違いで喧嘩をしているのであれば良い夫婦喧嘩と言えるでしょう。簡単に言えば「やる、やらない」「良い、悪い」などの違いで揉めているのであれば基本的に問題ないのです。 - 何でも言える関係である
「お互い」に言いたいことをきちんと言える関係性があるのであれば問題ありません。喧嘩をして物事が解決し、きちんと仲直りをすることが前提です。 - 思いやりを忘れない
何でも言える関係でありながら、相手が深く傷つく事を言わないのもポイントです。どんなに喧嘩がヒートアップしたとしても、容姿や人格などの否定をしないのが良い喧嘩です。
逆に毎日夫婦喧嘩をすることで関係が悪化していくタイプの喧嘩
次に、夫婦関係がどんどん悪化してしまう「悪い」タイプの喧嘩を紹介します。
おそらくこちらのタイプの方が多いと思いますので、現実をしっかり受け止めましょう。
- 感情をぶつける
思いのままに感情をぶつけるということは、何でも言える関係性であるということは間違いないでしょう。しかし、その場限りの感情で不満やイライラをぶつけてしまうのはいけません。自分たちの事のようでドキッとした妻も多いでしょう。 - プライド争い
お互いにプライドが高く、注意されたり指摘されたことに対してムカついて言い争いになってしまうというパターンもありがちですが、これは夫婦喧嘩の悪い例です。指摘された内容に納得がいかず反論するのであれば良いですが「どうして俺が、私がこんな事をあいつに言われなければならないんだ。言われなくても分かっている」という気持ちで反抗するのはNGです。 - 口喧嘩に勝つことが目的
喧嘩の内容どうこうではなく、喧嘩になってしまった以上負けるわけにはいかないと「勝負」する気持ちで喧嘩をするのは無意味です。最終的に、何を解決したかったのかも分からなくなりますし、口喧嘩に勝っても優越感とプライドが守られるだけで何も得られません。
どんなに「良い」喧嘩であってもマイナスな面が多い
例えどんなに良い喧嘩であっても、毎日喧嘩をしているとマイナスな面も多いのが事実です。
毎日喧嘩をすること自体は悪いことではありませんが、推奨されているわけでもありませんので、良い喧嘩であった場合もマイナス面を頭に入れておきましょう。
- 消耗が激しい
どんなに良い喧嘩であっても、やはり精神的にも体力的にも消耗は激しいです。悪い喧嘩ですとなおさらでしょう。その疲れが原因で次の喧嘩を引き起こしてしまう可能性も考えられます。 - 夫婦で過ごす時間が楽しくない
子供がいると夫婦で過ごせる時間は限られているのに、毎日喧嘩をしているとその貴重な時間がどんどんと削られていきます。仲良く過ごすために必要な喧嘩ならばいいですが、そもそも毎日喧嘩をしている時点で、相手に対しての不満を根本的に解消できていない可能性が高いですので、きちんと問題が解決できていたのかを考える必要性も出てくるでしょう。
毎日夫婦喧嘩をすることで、子供に与える悪影響
子供がいると、自分達のことだけではなく子育て方針も問題になってきますので、必然的に喧嘩も多くなるでしょう。
しかし、あまりにも喧嘩が多発していると、子供に与える悪影響が大きくなってしまうのをご存知でしょうか。
そして、子供のことで喧嘩をしているわけではないのに「自分のせいでお母さんとお父さんが喧嘩をしているんだ」と子供に思わせてしまい、自己肯定感の向上を妨げてしまうのです。親の喧嘩による「トラウマ」を抱えてしまうと精神的、肉体的にも異変が起きてしまうので、できるだけ喧嘩をしないように心がける事はもちろん、喧嘩をしてしまった時は子供の心のケアも欠かさずに行うようにして下さい。
喧嘩を減らすための会話術
減らせと言われても、簡単に減らせるのならそもそも毎日喧嘩することなんてないわ!と思う方もいるでしょう。
少し夫婦の会話を意識するだけで喧嘩を格段に減らすことが出来るのです。
方法は非常に簡単で、例えば「洗濯物をかごに入れてくれない夫」を注意したいとします。その場合、普段なら「あなたはいっつも洗濯物をかごに入れてくれないよね」と言うはずです。これでは「はいはい。毎日毎日うるさいなぁ」と言われて喧嘩が始まってしまいます。
喧嘩をしないようにするためには「洗濯物をかごに入れてくれたら助かるな」と言い換えて伝えるのです。
突然舞い降りてきたイライラだと言い換えるのに苦労するかもしれませんが、少しずつ意識して小さな喧嘩から減らせるように夫婦で協力して下さい。