夫婦と言っても元は赤の他人。「こんな旦那とは離婚をするべきなのかもしれない」と悩んでしまうのは決して珍しいことではありません。
しかし、離婚するべきなのかと「悩んでいる時点で」あなたの心はほとんど決まっているはず。関係を修復して離婚をしないという選択を取るべきでしょう。
ですが、中には本当に離婚をするべきだというパターンもありますので、自分が置かれている状況と照らし合わせてみてください。
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目次
離婚するべきか迷ったときに、最初に考えたい3つのこと
結婚当初は、一生一緒にいるつもりで皆さん結婚したことでしょう。しかし、やはり元は赤の他人。結婚してから知った嫌な部分にイライラしてしまったり、どうしても考え方の違いですれ違ってしまうことでしょう。そのため、本気度はともかく一度は「離婚したい」と悩んだことがあるはずです。しかし、貴重な時間を割いてただぼんやりと「離婚したいな~」と考え込んでしまうのは時間の無駄です。
どんな理由であれ離婚するべきなのかと悩んだ時は、まず最初に以下の事を考えてみて下さい。
- 子供の将来
子供がいる場合は、第一にまずこちらを優先して考えるべきでしょう。やはり子供にとっては父親と母親、「両」親からの愛情を受けて育つのが一番良いです。子供のもともとの性格関係無しに、育った家庭環境は精神面や将来に影響します。もちろん、片親だと家庭環境が悪いというわけではありませんが子供が幼い場合は「捨てられたんだ…」と感じてしまう可能性が非常に高いです。
また、やはり片親ですと経済的に苦しいため、進学を諦めてもらわないといけなくなるかもしれません。 - 情があるかどうか
「やはり離婚をしたほうがいい気がするけど、長年連れ添ってきたし…かわいそうかな」と情が生まれてしまうのは仕方ありません。しかし「かわいそう」だからと情で動いていたら、本当に離婚するべきタイミングの時にも決断することが出来ません。
相手の事を思う前に、まずは自分にとって離婚が最適な選択なのかどうかを考えましょう。 - 離婚に応じてもらえるかどうか
基本的には、夫婦両方が合意しないと離婚が成立することはありません(例外あり)。
そのため、二人で話し合ってどちらかが離婚を認めなかった場合は、離婚調停をしなければならなくなります。
旦那さんが離婚に応じてくれる可能性が低いのであれば、離婚調停も頭に入れておく必要がありそうです。
こんな理由だったら迷わずに離婚するべきというパターン
離婚するべきかどうか悩んでいる場合は、最初に考えるべき3つのことをよく読んだ後、本当に離婚すべき案件なのかどうかを考えましょう。
下記に当てはまる場合は、離婚を決意して新しい人生を歩むべきです。
- モラハラやDVなどの被害を受けている
現在旦那さんから身体的肉体的に暴力を受けていて、離婚するべきかどうか悩んでいるという場合は、早めに安全な場所に避難して離婚を検討するべきでしょう。
もちろん、旦那さんが離婚を受け入れてくれないという場合でも、離婚事由に当てはまりますので安心してください。
子供と自分の為にも早めの決断が必要でしょう。 - お金の無駄遣いが酷い
仲が悪いというわけではないが、旦那の浪費癖が酷すぎて悩んでいるという場合。少し使いすぎているというくらいであれば考え直したほうが良さそうですが、多額の借金を抱えていたり、家計の勝手にお金を使い込んでいるという場合は、離婚を考えても良さそうです。 - 不倫を繰り返す
一度きりでそれ以降は反省した態度を見せているというのであれば、もう少し様子を見てもいいでしょう。しかし「もうやらない」と約束したのにも関わらず、何度も不倫を繰り返す夫の場合。おそらく今後も治ることはありません。不倫が許せないのであれば、どこかで見切りをつけて離婚を考えるべきでしょう。
逆に、離婚するかどうかの決心をせず関係を修復したほうがいいパターン
反対に、離婚することを決心せず夫婦関係を修復するべきパターンを紹介します。
- まだ愛情が残っている
「イライラすることは多いけれど、やっぱりこういうところが好きだなぁ」という気持ちが少しでもある場合は、急いで決断する必要はないでしょう。離婚時に旦那さんの事を好きだなという気持ちが残っていた人の多くは離婚したことを後悔しています。そのため、少しでも旦那さんに対する気持ちが残っているのであれば、関係を修復して夫婦を続けるべきです。 - 夫婦関係が悪化している原因が明らかである時
育児のことで揉めて夫婦関係が悪化した、旦那はいつもごろごろしていて何もしないから嫌だ、など離婚するべきかどうか悩んでいる原因が明らかである場合は、あなた達夫婦の努力次第で関係を修復できる可能性が大きいですので、きちんと向き合って話し合いをしてから離婚を決断しても遅くはないでしょう。 - 離婚後の生活が想像できない
離婚をして旦那と離れた後の生活を全く想像することが出来ないという場合。離婚をしたとしても、住む場所やお金のことで非常に苦労することでしょう。子供がいるのであれば尚更です。アテがない場合は急いで決めずに、普通の生活が出来る目処がついてから離婚を決断しましょう。
離婚するべきなのか悩んだ後でも間に合う。関係を修復する方法
離婚をするべきか悩むくらい追い込まれているのに、関係を修復することなんて出来るんだろうかと考えるでしょう。夫婦共にお互いの事を思いやることが出来るのであれば、新婚ほやほやのときのような関係に戻すことも可能です。
離婚を保留にした方は、夫婦関係を修復するために少しずつ行動しましょう。
- 会話を増やす
まずはとにかく会話を増やすことから始めましょう。おそらく、全く会話がないわけではないけど必要以上に話しかけないという方が多いはず。面倒かもしれませんが、見ているTVや子供などの話題を振って、他愛もない話から増やしていきましょう。 - 同じ空間にいるようにする
話すこともないし、一人になろう。と旦那がいる空間から逃げている妻も多いはず。ここで少し我慢です。旦那さんがソファにいるのであれば自分も横に座ってみましょう。無理して話しかけなくても大丈夫です。「あなたのこと嫌ってないからね」という無言のメッセージを受け取ってくれるはずです。 - 関係修復を強要して焦らせない
「あなたのこういうところを直して、早くいい夫婦関係を取り戻そうよ」と言わんばかりの言動はあまりよくありません。旦那には旦那のペースがありますし「こうなったのは全部俺のせいかよ…」と逆に関係が悪化してしまうかもしれません。
関係を良くしたいのであれば「焦らせない・強要しない・全て旦那のせいにしない」事が大切です。
離婚することが悪ではない。しかし、離婚が決まったらやることはたくさん
もちろん、あなた達夫婦が話し合って決めたことなのであれば、離婚自体が間違いである、悪であるというわけではありません。
しかし、やはり離婚が決まるまでの過程も、離婚した後もやることは山積みです。
離婚することによって発生する手続きの数々、引っ越し、子供の親権はもちろん養育費のこと、財産分与についても話し合わなければなりません。
「離婚後にも話し合いで揉めるくらいなら、いっそのこと離婚しなければよかった」と後悔しないよう、離婚後のこともしっかりと考えてから行動しましょう。